湖盆開発 2
TVAはより大きな成功の記録をもっています。
しかしこの場合でも小作農、土地をもたない農業労働者および低所得者層が、どの程度その成功の分け前にあずかったかは明瞭でないのです。
開発途上地域では、湖盆はある大型ダム計画に付随する一部分にすぎません。
農業はこのダムの下流の灌概地域では、今までより強化される傾向があります。
しかしながら、以下にのべる2つの理由から、湖盆内の農業や野菜 種などの園芸には深い注意を必要とされます。
1)湖盆住民の大部分は、長期にわたる農業によって生計を維持しつづけなければならない。
2)移住により人口密度は一般に増加し、それによって過剰耕作や過剰放牧により、はげしい環境破壊の可能性が増大する。
・・・そのため新しい土地利用システムの開発は、カリバ・ダム地域における今日の危機や、ボルタ・ダム地域やコッソウ・ダム地域での脅威が示すように、陸域生物群集の物理的、生物的基盤をそこねています。
農業への変化の導入は複雑で錯綜しており、よく理解されていません。