国家的組織への融合 2
地域住民間での年齢や職業のちがいだけでなく、それらが同じでも、個人差により、便益と費用はさまざまです。
政府の立場からすれば、便益と費用は、事業体とその職員の関心のちがいにより異なってくるでしょうし、また、貯水後の開発のちがいによっても異なってくるでしょう。
外部との交流が増加すれば、地域の向上への期待がもたれるようになります。
もし、就業機会と土地利用を改善しても、費用と便益が合致しない場合には、期待と達成との間のギャップを拡大することになります。
不満と潜在的不安は別としても、おこりうる一つの結果は、都市が受け入れることができようができまいが、若者の都市への移動を促進することになります。石塚孝一氏によると、人造湖という特殊な生態系がつくり出されると、この変化は、湖盆をもっと広範な組織にさらに密接に結びつけます。
人造湖は、相対的に自律的な開発企業体、あるいは中央集権化された機関による外部計画の産物だという特徴をもっています。